ブライダルアクセサリーをハンドメイドでと頼まれたら?
はじめに
手芸やお裁縫などハンドメイドが趣味で、その事を知っている友人や知人に普段使いのアクセサリーやバックや小物など「作って欲しい」と言われることは多いです。
しかし、ブライダルにハンドメイド品を使うとなると話は別です。
一生に一度の晴れ舞台に使われる物ですから、慎重に丁寧に要望通りに作りたいと思うのは当然のことかと思います。
しかし、頼まれたことによってトラブルが多いのも確かです。
では、トラブルを回避するためにも事前に確認すべきことを挙げていきましょう。
確認事項
- 作る物(ウェルカムボードやテーブルの飾り、アクセサリーやブーケなど)
- 式で使うまでにどのくらい期間の余裕があるか?
- 使って欲しい素材やデザインなど希望があるのか?
- サイズ直しや、前もって式場などの雰囲気が分かるか?
- 費用の清算はどうするのか?
以上が、頼まれた際に最低限確認する事項になります。
今では、ウェディングドレスを手作りで友人にプレゼントすることもあります。
その際は、ご祝儀代わりとして受け取ってもらうか好意で使ってもらうか、先に決めておくのも後々の友情の為に大切ですよね。
もめ事になる例
- 結婚式当日まで時間がなかった
- 費用に関する決め事がなかった
- 打ち合わせもなく丸投げされた
- 好みが違うと気に入ってもらえなかった
などなど、「もう二度と作るもんか」と思ってしまう残念な結果になることはなるべく回避したいものです。
トラブル回避の為に
頼まれた時に、相手から「お礼に会費はいらないから」などと心遣いがあると頑張って作ろうという気持ちも湧いてきます。
ブライダルに使うアクセサリーであれば、それなりのパーツを揃える必要があるので、頼んできた人に理解があればトラブル回避にも繋がります。
ヘッドドレスやティアラ、ブーケなどを頼まれた場合は、ドレスの写真を見せてもらうことも重要です。
頼まれたブライダルアクセサリーを作っている工程や出来上がりのイメージを、定期的にこちらから写真で知らせることもお勧めします。
その際、大きさが分かりやすいように写真を撮りましょう。
リングピローも同様に、イメージに合っているかどうかを適宜確認してもらいましょう。リクエストがあれば、その時々で直していきます。
最終確認の際に気を付けたいこと
ブライダルの当日に受け渡しになってしまった場合、完成品をはじめて見ることになる依頼人。
いざ身に着けてみると「あれ?」と感じてしまったりパーツが取れやすくなっていたりすることも考えられます。
そういう時の為に、余分なパーツや修復に使う物などを持参すると良いでしょう。
ハンドメイドの醍醐味は、そういうアフターケアもしっかり出来る点でもあります。
アクセサリー関連なら尚更、ネックレスやイヤリングは数センチの差でイメージが変わってしまいます。
まとめ
ブライダルで使うアクセサリーをハンドメイドで頼まれて、困ってしまう人もたくさんいます。
自分の楽しみでハンドメイドを趣味にしている方は特に困ってしまうでしょう。
ですが、晴れの舞台で自分の作品が輝くことをイメージするとワクワクしませんか?
花嫁さんもきっと喜んでくれるはず。
とびっきりの笑顔が見られたら、一緒に幸せな気持ちになれること間違いなしです。
是非、楽しんで心を込めて作ってあげましょう。