ハンドメイドピアスのパーツがないときの対処法〜丸カン〜
しまった、丸カンが切れた!なんてこと、あるんじゃないでしょうか。もしくは買い忘れた!
私はあります。よくあります。でも、次に買い物に行けるのは来週だし、せっかく作り始めたから完成させたい…
そんなときには、金属ワイヤーで自作することができます。小さいビーズを使う作品向きの方法です。こういうときのために、ワイヤーは常備してあります。
丸カンのように開かないので正確にはただの丸いパーツですが、眼鏡留めと組み合わせれば無限大の可能性です。売っている丸カンより小さいサイズの輪っかが作れるので、これから14KGFに挑戦する人や、より繊細な作品を目指す人に向けたスキルでもあります。
用意するもの
- 丸ヤットコ(ケイバがおすすめ)
- 28Gくらいの金属ワイヤー
- 平ヤットコ
- ニッパー
ワイヤー
使うのは28ゲージのワイヤーです。これより太くてもいいですが、これより細いと使いにくいと思います。よく使われるのがこの28ゲージという太さです。
手順
それでは、実際に作ってみたいと思います。
ワイヤーをカット
ワイヤーを適当な長さにカットします。それほど長さは必要ないので、数センチで十分です。
ワイヤーを巻きつける
ワイヤーを丸ヤットコの先にくるくると巻きつけます。ヤットコで挟みながら、重ならないよう、隙間がないように2周してください。ヤットコの方を回してワイヤーを送るようにするとうまくいきます。
どの位置で巻きつけるかによって輪の大きさが決まります。これはかなり小さく作りました。
丸ヤットコから抜くとこのような感じです。
仕上げ
余分なワイヤーを切り落とし、仕上げをします。
まず、ワイヤーを切り落とすとこうなります。
切り落としたところが少し外に出ているので、再び丸ヤットコにはめて飛び出したところをなめします。何回か挟んでカーブにそわせてください。
完成
完成です。左が今回作った輪、右が市販の一番小さな丸カンです。左が約1mm、右が約3mmです。
目立たないつなぎパーツが作れます。丸めただけで大丈夫?と思うかもしれませんが、触って確かめてみると小さいほど丈夫です。逆に、大きい作品には向いていないかもしれません。もしくは、ワイヤーを太くする必要があります。
なんにせよ、ワイヤーと細い丸ヤットコは私の必需品です!ぜひワイヤーで自由自在にパーツを作ってみてください。