ハンドメイド技術、眼鏡留めの応用 ワイヤーが極小パーツに大変身!
眼鏡留めの基本
眼鏡留めといえば、ハンドメイドアクセサリーの基本技術。皆さんまず練習するスキルですね。
必要な道具はこちら。
- ワイヤー
- 丸ヤットコ
- 平ヤットコ
- ニッパー
基本的なやり方はこちら。
- ①ワイヤーを1回ひねる
- ②片方を切る
- ③丸ヤットコで円を作る
- ④作った円を平ヤットコで押さえ、ひねった部分にワイヤーを巻きつける
- ⑤ワイヤーを切る
眼鏡留めの方法は、いろいろなサイトでわかりやすく説明されていることでしょう。
眼鏡留めの応用
というわけで、ここでは眼鏡留めの応用編をご紹介します。我流ですので、気に入った技をお使いください。
眼鏡留めの応用~極小パーツ作成編~
14金ゴールドフィルドワイヤーや、18金ワイヤーを使う場合、眼鏡留めはなるべく小さくしたいです。ワイヤーがとても高価だからです。18金ワイヤーなんて1cm単位売りですよ、高い!
私ははじめ、ごく普通の丸ヤットコを使っていました。初心者用のものです。良い品物でしたが、これでは太すぎました。繊細な作品にはもっと細い丸ヤットコが必要です。これは普通の丸ヤットコで作ったもの。
聞いて調べて行き着いたのが、ケイバの丸ヤットコ。最近は貴和製作所やパーツクラブでも見かけるようになりました。
価格は初心者用のものの3倍くらいしますが、これを使うのと使わないのでは作品の質が全く違ってきます。これから貴金属を使ってハンドメイドをするという人は、丸ヤットコだけは良いものを買いましょう。
ケイバ丸ヤットコの先端で、上記③「丸ヤットコで円を作る」をやります。小さく小さく円を作ります。ケイバ丸ヤットコの先端は本当に細いので、後から通すパーツや途中で入れるチェーンなどの太さに合わせて、小さくなりすぎないように円を作りましょう。
初心者用の太い丸ヤットコより、かなり小さく目立たない眼鏡留めが出来上がるはずです。
ケイバ丸ヤットコは、細い分掴む力が弱いので、太い丸カンを開くときなどは少し使いにくいです。平ヤットコを2本用意するか、ケイバ丸ヤットコの根元の方を使いましょう。
眼鏡留めの応用~ピンづくり編~
14金ゴールドフィルドで作品作りをしている方、Tピンが足りなかったり高価だったりして困っていませんか?ケイバ丸ヤットコはそのお悩みを解決してくれます。
見た目は丸ピンに近くなりますが、ワイヤーを小さく丸めるだけでピンの代わりになります。ビーズが抜け落ちない大きさにしてください。その後、円と直角になるようにワイヤーを曲げてビーズを通します。
眼鏡留めの応用~見た目アップ編~
眼鏡留めでチェーンに直接付けるのではなく、あとから丸カンなどで留める場合は、眼鏡留めまでしなくて大丈夫です。
どういうことかというと、ピンの代わりにするのと同じように丸めるだけでいいのです。2回丸めれば強度は問題がなく、見た目も良くなります。
眼鏡留めの応用~強度アップ編~
細いワイヤーで強度を出したい場合があると思います。眼鏡留めの途中でチェーンを通す場合には使えませんが、上記③ 「丸ヤットコで円を作る」の円を二重にする技があります。
やり方は簡単、円を2回作るだけです。
見た目がとても良くなります。そして円形が崩れるのを防ぎます。更に言うと、二重にした分太くなるので、丸カンの隙間から眼鏡留めの輪っかが抜け落ちてしまうのも防止できます。
さぁ、皆さん良い眼鏡留めライフを!