ハンドメイドの布物作品のポイント!

ハンドメイドの布物作品を作る時には、柄物と無地の布の選び方、そして合わせ方が重要になります。

では、具体的にどのように合わせればいいのかを見ていきましょう。

柄物と無地の布の合わせ方のポイント!

布地の色の選択次第

出来のいいハンドメイドの布物作品を作るには、無地の布選びが大切になります。

これを間違えてしまうと、合わせた柄物が映えなかったり、全体的にいまひとつな作品になってしまいます。

その為、センスのいい選び方が大切になりますが、これには個人の好みも絡むので、一概にどのようなものがいいと言い切ることはできません。

ですが、明らかに奇抜な柄や、合わせた柄物と全く合わない色は避けるように心掛けましょう。

つまり、模様とのコーディネートが大事になるということです。

ベストな組み合わせは?


柄物とのコーディネートに合う無地の色は、その模様が映える色を選択するように心掛けましょう。

具体的には、模様のデザインを強調することができる色を選ぶのがベストです。

模様に使われている色の中から選ぶといいでしょう。

これによって大きなミスマッチは起こりません。

例えると、洋服で上下のコーディネートを考える際に、どこかの色を合わせるのと一緒です。

こうではなく…
柄の中のグレーを取ります

例えると、洋服で上下のコーディネートを考える際に、どこかの色を合わせるのと一緒です。

柄物と無地、先に選ぶのは?


無地の布地と柄物の選択は、先に柄物から決めてください

先に無地の布の色を選んでしまうと、その色に合う柄物が限られてしまうことが多く、布地の選択肢が狭まってしまいます。

柄物から選びましょう

合わせる際に柄物の中の色から無地の色を選ぶといいと書きましたが、それも先に柄物を選んでいるからこそ行うことができます。

白と黒は何にでも似合う

例外的に、白と黒の無地の布はどんな柄物にも合うという特徴があります。

これらの色が柄物のどこにも使われていない場合でも、これらとの組み合わせならおかしな作品になってしまうことはないでしょう。

白はレースやリボンともよく合うので、この組み合わせでレベルの高い作品を作ることも可能です。

黒はレースと合わせると、シックなイメージを出すことができます。

参考 ピンクと黒の組み合わせ

イメージを持つことが大切


無地の色を柄物に使われている色から選択する場合も、どのような柄物にも合う白や黒にする場合にも言えることですが、どのようなイメージの作品を作るのかを考えて選ぶことが大切です。

仕上がりを想像しながら選ぶことで、柄物によく合った色が自然と浮かんでくることも少なくありません。

グレーを無地の布に使うと落ち着いた雰囲気
赤を無地の布に使うと華やかな印象

どうしても決まらない時や、迷った時には白を選んでおけばまず間違いはないので、これも覚えておくといいでしょう。

白との組み合わせ。何にでも合います
黒との組み合わせも何にでも合います

まとめ

出来のいいハンドメイドの布物作品を作る為の布の選び方について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。

ポイントは無地の方の色で、これをうまく選ぶことで、見栄えのいい作品が作れるということです。

ここで挙げた選び方を参考にして、クオリティの高い作品を目指して頑張ってみてください。

今は外出する時は、口にマスクをするのが必須となっています。

売り上げを上げたい人はマスクカバーを作るべき!

はじめに

マスクが必須の状況は、新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから3年ほど続いています。マスクというと白くて四角のデザインが思い浮かびますが、毎日そうしたマスクをするのはおしゃれとは言えません。

そこで、おしゃれなデザインのハンドメイドマスクに注目が集まっています。

さらに、ハンドメイドマスクを作って売りたい人が増えています。

ここでは、ハンドメイドマスクを作って売りたい人に向けて、その作り方などの話をします。

不織布マスクのマスクカバー作る方が良い

ハンドメイドマスクを作る前に注意点があります。今は不織布のマスク装着が推奨されたり、中には不織布のマスクが必要という場所があります。

そこで、今ハンドメイドマスクを売りたいのであれば、不織布のマスクにつけるマスクカバーを作る方がいいでしょう。

世の中には、不織布の肌触りが合わないという人が結構多くいますから、不織布につけるマスクカバーの需要が高まっています。

マスクカバーを作る手順

まず、不織布のマスクを用意して、マスクの型を取ります。

この方の動画がわかりやすくて参考になります。

  • 不織布のマスクを広げたら、そのマスクをちょうど半分に折ります。
  • 半分に折ったマスクを紙にのせましょう。
  • マスクの形に合わせて紙に線を引いて、マスクの型を取ります。
  • マスクカバー作る時は縫いますから、縫う部分の余白を残しながら型取りします。
  • 次にマスクカバーにしたい布を用意して、型に合わせて切ります。必要に応じて2枚か4枚作ります。
  • マスクカバーには、不織布のマスクを装着しますから、型の耳側部分、約3分の1ほどのサイズの布もカットします。これを2枚用意します。
  • 型取りした布を縫い合わせます。布が薄い場合は、表と裏で4枚縫い合わせます。
  • これでマスクの形となります。
  • そして、 約3分の1ほどにカットした布をマスクのサイドに縫いつけます。
  • この部分に不織布のマスクを通して引っ掛けますから、サイドに縫いつける布の間には、マスクを通せる余裕を持たせておきます。
  • これでマスクカバーが完成となります。不織布のマスクを装着します。
  • 不織布のマスクがうまく装着できない場合は、不織布の端を少しだけ曲げて折ると、装着しやすくなります。

不織布のマスクが手元にない時は、こちらから型紙を入手しましょう。

https://book.nunocoto-fabric.com/25909

nunokoto fabricより

布の選び方などのポイント

縫うための余白を残して布を切るのですが、この余白を調節するとお子さん向けなどの小さいサイズを作ることが可能です。

カバーに使う布については、種類がいろいろあるのですが、基本的には薄くて通気性が良い布を選びます。

生地が厚い布だと、通気性が悪くなって呼吸が苦しくなりますから、要注意です。

そして、布の生地は肌触りの良いものを選びます。

それから、布の柄となります。

ドラッグストアなどで売られている不織布のマスクは、地味なデザインと柄のものが多いですから、カラフルな柄のマスクを選びたいところです。

自分でマスクカバーを使いたい、もしくはリピーターを獲得したいのであれば、生地の薄さと肌触りの良さはかなり重要です。

が、最後には柄のカラフルさが売れるかどうかのポイントになります。

まとめ

ハンドメイドマスクを売りたいのであれば、今なら不織布マスクのカバーを作るのがおすすめです。

ぜひチャレンジしてみてください。

他の作品についてはこちらの記事をどうぞ。

裁縫の悩み、ハギレ!どうしよう?

はじめに

ハンドメイドが好きな方や、可愛い布が好きでついつい買いためてしまう方の多くが悩みの種になっているのが「ハギレ」です。

どうしても、色も柄も違う中途半端な長さの布が余ってしまいます。

今回は、その「余ったハギレ」を使ったセンスの良いポーチや小さな巾着作りについてお話します。

おしゃれポーチ

一色の色、無地や柄物の布、和柄の布など一つの色柄にして、ポーチを作ってももちろんオシャレに見えます。

レースやボタンを付けたり、ステッチを入れるだけでも十分可愛い。

では「ハギレ」を使うのなら、パッチワークが断然お勧めです。

パッチワークとは

布をつなげたもの

パッチワークとは、布と布をつなぎ合わせたものの事を言います。

小さい布をコツコツと手縫いしたり、縫い方を変化させる必要はありません。

難しいと感じてパッチワークを敬遠している方こそ、ハギレを使って小物作りを始めることをお勧めします。

パッチワークは、手縫いでもミシンでもOKです

パッチワークに合う布地とは

ハギレ同士を繋ぎ合わせる時に気を付けるポイントは、色や柄ではなく布地の種類です。

生地が時間と共に伸びたり縮んだりするのでニット生地や、薄い生地、サテン生地などは不向きです。

綿100%の生地を使用するのが最適です。

パッチワークの柄合わせ

手芸店に行くと、初めからパッチワークになっている生地も販売されていますが、自分で作るのも意外と簡単です。

一応、パッチワークには必要な大きさの型紙が必要ですし、布地の向きにもルールがあります。

それが、パッチワーク初心者がなかなか手を出せないルールにもなっていますね。

簡単に作れる裏技

では、簡単に仕上げるパッチワーク生地の作り方です。

余ったハギレ同士を繋ぎ合わせる為に縫っていきます。

柄合わせに自信がない方は、柄物と無地という組み合わせで縫っていくと安心です。

ちなみに、色も柄もなんでもOK。(デニムやコーデュロイは厚みがあるので避けた方が無難です)

  • 直線で縫い合わせた生地を15~20センチ四方で切ります。
  • 同じくつなぎ合わせた生地を向きを変えて縫い合わせします。
  • 大きさを整える為に、切りそろえます。

これだけで、パッチワークの生地の出来上がりです。

ポーチや巾着に一工夫でオシャレ度アップ

一枚の布地が出来上がった状態なので、三角ポーチや小さな巾着、ポーチでもお好みの物を作りましょう。裏地をつける場合は色無地の綿100%。ポケットも同様です。

ミシンでも手縫いでも良いのですが、ステッチやワッペンなどを付けるだけで一気にオシャレ度が上がります。

また、紐やチャームなどもカラフルな色物にすると合うので試してみましょう。

応用編

同じような作り方で和柄や古布でも制作することが可能です。

不要になった着物や思い出の古着などで再活用しましょう。

まとめ

苦手意識の強いパッチワークですが、布と布を繋ぎ合わせるだけと考えると、途端に意識が変化していくのが不思議ですね。

自分のセンスを存分に活かしたハンドメイドを作成しましょう。

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ここでは布製品に絞った情報をお届けします。

布製のハンドメイド作品の価格を付けるコツ

価格設定の方法を決めよう

布製のハンドメイド作品を他人に売るときは価格の決め方が重要で、店舗で販売されている同じタイプのものを参考にすることが望ましいです。

設定する方法は購入希望者の性別や年齢層を確かめ、収入に合わせて許容範囲内であるようにしないといけません。

このため、上限の金額を決めてから下限を決め、自身に利益を出せるようにすることが望ましいです。

布製のハンドメイド作品は材料を購入し、ハサミなどの道具を使って作ることになります。

価格を決めるときは材料の原価を確かめ、利益を出せるようにしましょう。

ハンドメイドの布製品は最近では人気で、高く売れるためにそれなりの利益を確保できる可能性があります。

ただし、それ相応の満足感がないと評価が低くなり、購入希望者が集まりにくくなるため慎重に決めることが大事です。

ネットショップで販売するときは送料なども考え、利益とは別枠で加算しても購入してもらえます。

また、作るためには手間がかかるため、時給として1000円にすると1時間であれば材料費と送料に1000円を加算し、購入希望者が集まるようにすると効果的です。

ハンドメイド作品を作るときはより多くの人に買ってもらい、多くの利益を確保したいと考えるものです。

しかし、原価は材料費以外に梱包資材費、販売手数料、時給などもあり、きちんと理解しないと赤字になり逆効果になります。

梱包資材費は作品をきれいな状態で渡すために必要不可欠で、喜ばれるように雰囲気を出すと効果的です。

販売手数料はフリマサイトやオークションでは手数料がかかり、商品価格の10%になります。また、マーケットなどのイベントで売る場合にも出店料がかかり、事前に金額を確かめることが大事です。

時給は任意に設定できますが、かかった時間を確かめ、購入希望者が買ってくれるようにする必要があります。

価格の決め方は自由ですが、ただ単に「販売価格から材料費を引いた価格」が利益に直結しないため、かかる費用や金額の目安を計算に入れることが大事です。

しかし、相場よりも高すぎるとデザインが良くないと売れないことや、安くても個性がなくありふれたものになると選んでもらえないためきちんと決めないといけません。

まとめ

販売価格の決め方は人それぞれですが、布製のハンドメイドの場合は素材の布の単価だけでなく売るためにかかる費用や梱包資材費、送料などがかかってきます。

このため、時給の分以上に利益を出せるよう価格を決め、リピーターを増やせるようにしましょう。