ハンドメイドピアスのディスプレイ方法を考えた結果
ディスプレイが命
ハンドメイドマルシェやデザインフェスタに参加するときは、ディスプレイが命。ただ、そこにお金をかけるのも持ち運ぶのも大変だ…キャリーケースひとつでヒーヒー言ってるのに…なんとか工夫しよう!かつての私は考えた。私がやってみて、おすすめできる方法をまとめたので参考にしてほしい。
今回は、どこぞのスパイ風味の記事である。
買い手目線になる
やぁ、おはよう。君への最初の指令だ。まず、買い手目線でデザインフェスタとアルトヴァリエに行け。そこで皆がどのようにディスプレイしているのか情報を入手しろ。なお、このテープは自動的に消滅する。
カセットテープはきっかり10秒後に爆発した。私は指示の通り、アルトヴァリエ、デザインフェスタに行った。デザフェスは事前の情報通り混雑していてもみくちゃにされたが、なんとか情報を得ることができた。
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マニュアル
我々はアクセサリーをメインに売りたいと思っている。これを見ている君もそうだろう?ぜひ、デザフェスとハンドメイドマルシェに潜入して作成したこのマニュアルを読んでほしい。
買い手の目線とは
買い手は、斜め上から作品を見下ろす。なに当然のことを言っているんだと思われそうだが、案外見落としがちなのである。机の真ん前まで来たら、ほぼ見下ろす形になる。つまり、ディスプレイは斜め上に向けてするべきなのである。
ついついやってしまいがちなのが、スタンドなどに立てて真正面に向けた値札の並べ方。これは見にくいので避けることだ。
高さを出す
様々な参加者が入り交じる中、目立とうと思ったら高さを出すのが一番である。高さを出すことで買い手の目線の高さに作品を置けるので、アピールするのに効果的である。高さを出すには、100円ショップのラックやワイヤーネットを使う方法がある。
ライトアップする
ハンドメイドマルシェではコンセントを使える会場がある。その場合はガンガン作品を照らしていこう。明るいところに人は集まるのである。明るいだけでなんとなく目につくのである。
コンセントがない場合は、100円ショップで売っている小さなライトをいくつか買って使うといい。クリップ付きのライトだと倒れずに使いやすい。見本や代表作品を照らしておこう。ロウソク型のLED照明などで雰囲気を醸し出すのもひとつの作戦だ。
並べておく商品数
並べる商品数は、多ければ多いほどいい。ただし、お値段が5桁に乗るような高価な一点物は、高級感を出すために作品の間隔を大きく取ったほうがいいだろう。「高級料理はやたら大きい皿にちょこんと乗っている」理論である。
しかし、ハンドメイドの祭典には、お気に入りの作品を探す楽しみを求めている人が多い。たくさん並んでいる商品の中からどれを選ぶか、を楽しみたい人が多いのである。だから「商品数」は多いほうがいい。
商品の「種類」は少なくても構わないが、その場合は色違いを用意しておくといい。どの色にしようかな〜と悩む時間は楽しいものである。
一点物をたくさん持っていくときは、同じ台紙や値札タグを付けておくなど、統一感を持たせると見た目かよくなるので参考にしてほしい。雑然としすぎるのも良くないのである。加減が難しい。
なお、私がハンドメイドマルシェに参加したときはこのように作品を並べた。上記の情報と合わせて、オリジナルの展示方法を考えてみてほしい。
報告は以上だ。健闘を祈る。