目的別、半貴石の買い方

目的別、半貴石の買い方

ハンドメイドで使う石は、目的によってそれぞれ適切な買い方が違います。今回は、目的別に半貴石の買い方をご紹介します。

記事のメインは、通販での買い方です。

自分のために作る場合

チェーンの手芸ショップで購入

貴和製作所パーツクラブなど、メジャーな手芸チェーン店があります。知ってるって?わかってます、もう少し下まで読んでみてください。

メリット

  • 一粒から買える
  • 店舗がたくさんある
  • 通販ができる

半貴石をひと粒から購入することができます。

デメリット

  • 種類が少ない
  • 値段が高い
  • 品質がそれほど良くない

取り扱っている種類がとても少ないことと、値段のわりにそれほど質が高くないのがネックです。

ただ、最近は14KGFパーツの取り扱いが増えてきましたし、染めクォーツも可愛いものがたくさん出てきました。工夫次第で素敵な作品が仕上がると思います。

ネット通販

おすすめはネット通販です。

メリット

  • 少数の石を買える
  • 様々な種類がある
  • 店舗に比べて質が良い

ネットショップは数多くあり、様々な石を取り扱っています。数粒から売っているショップが多くあり、小さいので送料もそれほどかかりません。種類が多いため、質が高い石が見つかりやすいです。

デメリット

  • 実物が見れない
  • 自分で石を選べない

天然石は石によって色や形が違います。ネット通販の場合、自分で石を選ぶことができません。ピアスを作りたいときに2つの石でバランスが違ったり、ショップのページと若干色が違ったりすることがあります。

以上より、自分にあった方法を選択するのが良いと思います。

ネット通販は楽天にショップがあるところが多いです。

ネイチャーガイダンスなどは、少ない個数から貴石ビーズを取り扱っています。

ショップで売るために作る場合

卸売業者から買い付け

私は卸売業者から直接買い付ける通販をおすすめしています。ショップで売る場合たくさんのビーズが必要になるため、連売りで買ったほうが原価が抑えられるからです。

連売りとは、紐に通した状態のビーズをそのまま買うことです。

このようなものが届きます。

卸売業者といってもそれほど身構える必要はなく、ケンケンジェムズなどで普通に通販できます。(ケンケンジェムズでの通販の記事は別に書いています)

メリット

  • 大量に仕入れることでひと粒あたりの単価が安くなる
  • 上質な石が安く買える

デメリット

  • 通販のため実物が見れない
  • 石を使わなかった場合、在庫を抱えることになる

一番のデメリットは、在庫を抱えるリスクでしょうか。

連売りの場合、使えない品質の石が混じっていることがあります。それらを弾かなければいけないため、一種類の石を大量に買った場合、使えるビーズは9割程度と考えたほうがいいでしょう。

石同士がぶつからないように、間をあけて連にしてあるものがあります。

両方の場合

両方の場合は、自分で使う、売る、の比率を考えて購入することをおすすめします。

でも私だったら、良い石を求めて卸売業者から買っちゃいますね。

高級な石は、紐に通さず粒売りをしている場合があります。

東京近辺に住んでいる方

東京近辺に住んでいる方は、浅草橋に行くという手があります。JR総武線各駅停車で秋葉原から1駅、もしくは都営浅草線で日本橋から3駅です。

浅草橋駅周辺は、古くからビーズの専門店がある場所です。貴和製作所の本店もここにあります。卸売販売のみのところもありますが、小売をしているお店もたくさんあります。ひっそりとしたところが多いので、事前に調べてから行ったほうが良いでしょう。

浅草橋では、ひと粒から連売りまで、様々な売り方、様々な貴石のビーズと出会うことができます。

なお、彫金に使う穴が空いていないルースの取り扱いは、御徒町周辺が有名です。こちらはダイヤモンドを中心とした卸売業者がほとんどで、小売は製品化されたものです。本当に数店舗、ルースを小売してくれるところがありますが、ルースの扱いはビーズとは違うので、そちらは彫金の方のページを検索してみてください。

以上が石の買い付け方法です。ハンドメイドを楽しみましょう!