ハンドメイドアクセサリーのビーズのカットと形状
アクセサリーは、色々な形のビーズを組み合わせて、独特の美しさを見出すことができる点が魅力の1つでしょう。
特にハンドメイドでアクセサリーを作ることを趣味にされている方は、ビーズのカットと形状を知っておくことで、自分だけのオリジナルのものにすることができます。
ハンドメイドアクセサリーのビーズのカットと形状
そこで、ここではアクセサリーを作る時に知っておきたいビーズのカットと形状についてみていくことにいたしましょう。
ブリオレット
ブリオレットは、小さなファセットで囲うようにカットしていき涙のような形で宝石を施していくカットです。
時折、ダイヤモンドに施されていることもあるのですが、ブリオレットカットはかなりハイレベルの加工技術を必要とします。
職人がていねいにハンドメイドでカットを行うために、ダイヤモンドのラウンドブリリアントカットと比べてみると、何倍ものカラット数となり、希少価値の高いものに仕上がります。
元々は、15世紀後半にベルギーのロドウィク・バークエムのアイデアから生まれたものと言われており、ヴィクトリア時代からアンティークものとして知られているものです。
ペアシェイプ
ペアシェイプは、ブリリアントカットの種類の1つで真上からみると洋梨や涙のような楕円形をしているカットです。
ファセットが多いので、反射する光がきらびやかに輝き優しい形をしているために、優雅な雰囲気に見えます。
ペアシェイプのペアとは洋梨のことを指しており、洋梨のように楕円形なことからこの言葉が生まれてきたとも。
尚、涙のような形をしているためにティアドロップとも言われており、楕円形で片方が丸みを帯びていて、一方が尖っている独特のカッティングに魅せられる人も多いのです。
マロン
マロンは非常に多くのファセットで作られたカットで、静かな装いの中にもボリューム感のあるカットとなっているために、良質な石の透明感や色合いが深い感じになります。
マーキス
ダイヤモンドのカットと言えば、何と言ってもラウンドブリリアントカットが定番中の定番のカットですが、ブリリアントカット以外のカッティングをファンシーカットと呼んでいます。
マーキスは、このファンシーカットの1つで、楕円形にカットされた石の両端が鋭く尖っている点が特徴。
まるでラグビーボールのような形に見える人も少なくありません。
コンケーブ
コンケーブとはへこんでいる面のことを意味しています。石に円すい状のファセットを施すことで、ファセット同士が平らな角で接することがなくなるために間に溝が入ります。
石のカットに深さが生まれて来ることで、差し込む光が大きく屈折して見事な輝きを生み出してくれます。
ツイスト
ツイストの石はねじれによりしなやかな光沢を出すことで、独特の美しさを引き出してくれます。
ロンデル
ロンデルとはビーズアクセサリーで使われているリング型の装飾パーツです。
ロンデルとは元々、”円形”や”円盤状”のことを意味しており、ビーズでは円盤状のビーズの総称として使われている言葉です。
最近でフラットがリング型の装飾パーツというイメージが一般的になっています。
様々な貴石が買えるケンケンジェムズのレビューはこちらに書きました。
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まとめ
ハンドメイドのアクセサリーを作る時には、この形状と名前を知っておくと便利です。ぜひ参考になさってください。