ハンドメイドピアスのワークショップを開いた結果

ワークショップを開いた結果

ワークショップとは、場所を借りて講師が参加者に作品の作り方を教える教室です。たいてい作る物は決まっていて、材料も用意されていることが多いです。参加者は参加費を払って参加します。

だがしかし!人が!集まらない!余分な材料費がかかる!3回チャレンジして赤字でした。

1回目、アメジストのひと粒ピアスorイヤリング

カットが綺麗なアメジストを手に入れたのでひと粒ピアスを作ることにしました。イヤリング金具も通常のもの、ピアス風のものを用意しました。ワークショップ主催の方に相談し、これなら大丈夫だろうと判断しました。眼鏡留めを10個ほどやるものです。以下の写真の作品をワークショップの中身に決定しました。


ワークショップで教えた作品

募集人数は6人。ここで発生した問題が、丸ヤットコ、平ヤットコ、ペンチを自分で用意しないといけないこと。えっ6人分用意するの…?と真顔になりました。

幸い、質は劣るもののダイソーにすべて揃っていたので、それを6人分買いました。3種類×6人分で1800円(税抜)。

さらに、ワークショップ出店料がかかります。5000円くらいだったかな?(曖昧)

ビーズとパール、ワイヤーを人数分にカットして準備し、当日。

参加者は、私が誘った友達ひとりと、もうひとりの女性、合計2人。

少ないな〜と思いましたが、2人とも眼鏡留めが初めての初心者だったので、逆に良かったのかもしれません。ただし、参加者の人数に応じて入ってくる金額は少ないので、出店料と材料費、設備投資(ヤットコとか)は賄えず、赤字でした。

ただ、2人とも作品をとても気に入ってくれたので、それだけが救いです。とても嬉しかったです。

2回目、ガラスドームピアス、イヤリング

これは大盛況で、6人分の枠がすべて埋まりました。丸いガラスドームにスワロフスキーを入れるだけなので簡単です。私は余裕をかまして会場に向かいました。

ただ、見通しが甘かったのか、思った以上にスワロフスキーを使われたので、やっぱり少し赤字でした。みんなけっこう詰め込むのね!?とハラハラドキドキしました。

3回目、ボトルシップ風ガラスドーム

3回目は少し難易度を上げました。ガラスドームの中で鞠を作るものです。外で編んだ鞠を一旦緩め、ガラスドームの中に入れた後にもう一度締める、という作り方をします。考案したこんな作品です。


ハンドメイド中級者が考案したボトルシップ風ピアス

そうしたら、難し過ぎたのか参加希望者ゼロ。未開催となりました。出店料は帰ってきました。さみしかったです。

番外編 友達とワイワイ楽しみながら作る

友達と一緒にあれこれ試しながらピアスを作りました。これが一番楽しかったです。アイデアを話しながら材料の買い出しに行き、お家に招いてお菓子とお茶を味わいながらアクセサリーを作る……けっこう贅沢な時間です。ただ、ホストは部屋の片づけをしないといけないので、 私の家に招いたときは大掃除になりました。

レンタルスペースを借りるのもいいです。最近は貸し会議室や作業スペースが充実しているので、そこを利用すると大掃除を回避できます。立地が良いところが多いのもいいですね。

まとめ

ワークショップの主催者によっては、道具の貸出をしているところもあります。ただ、「ハンドメイドで、生きていく。」みたいな人以外は手を出さないほうが良いです。

逆に、自分が知らない、やったことのないジャンルのハンドメイドワークショップは参加するとおもしろいと思います。私はよく銀細工や陶芸、ガラスのワークショップに行きます。どれも専用の機械が必要で、家ではできないからです。江戸切子なんかもやりました。

結論、ワークショップは開かず参加せよ!もしくは友達と楽しもう!です。