裁縫の悩み、ハギレ!どうしよう?
はじめに
ハンドメイドが好きな方や、可愛い布が好きでついつい買いためてしまう方の多くが悩みの種になっているのが「ハギレ」です。
どうしても、色も柄も違う中途半端な長さの布が余ってしまいます。
今回は、その「余ったハギレ」を使ったセンスの良いポーチや小さな巾着作りについてお話します。
おしゃれポーチ
一色の色、無地や柄物の布、和柄の布など一つの色柄にして、ポーチを作ってももちろんオシャレに見えます。
レースやボタンを付けたり、ステッチを入れるだけでも十分可愛い。
では「ハギレ」を使うのなら、パッチワークが断然お勧めです。
パッチワークとは

パッチワークとは、布と布をつなぎ合わせたものの事を言います。
小さい布をコツコツと手縫いしたり、縫い方を変化させる必要はありません。
難しいと感じてパッチワークを敬遠している方こそ、ハギレを使って小物作りを始めることをお勧めします。
パッチワークは、手縫いでもミシンでもOKです。
パッチワークに合う布地とは
ハギレ同士を繋ぎ合わせる時に気を付けるポイントは、色や柄ではなく布地の種類です。
生地が時間と共に伸びたり縮んだりするのでニット生地や、薄い生地、サテン生地などは不向きです。
綿100%の生地を使用するのが最適です。
パッチワークの柄合わせ
手芸店に行くと、初めからパッチワークになっている生地も販売されていますが、自分で作るのも意外と簡単です。
一応、パッチワークには必要な大きさの型紙が必要ですし、布地の向きにもルールがあります。
それが、パッチワーク初心者がなかなか手を出せないルールにもなっていますね。
簡単に作れる裏技
では、簡単に仕上げるパッチワーク生地の作り方です。
余ったハギレ同士を繋ぎ合わせる為に縫っていきます。
柄合わせに自信がない方は、柄物と無地という組み合わせで縫っていくと安心です。
ちなみに、色も柄もなんでもOK。(デニムやコーデュロイは厚みがあるので避けた方が無難です)
- 直線で縫い合わせた生地を15~20センチ四方で切ります。
- 同じくつなぎ合わせた生地を向きを変えて縫い合わせします。
- 大きさを整える為に、切りそろえます。
これだけで、パッチワークの生地の出来上がりです。
ポーチや巾着に一工夫でオシャレ度アップ
一枚の布地が出来上がった状態なので、三角ポーチや小さな巾着、ポーチでもお好みの物を作りましょう。裏地をつける場合は色無地の綿100%。ポケットも同様です。
ミシンでも手縫いでも良いのですが、ステッチやワッペンなどを付けるだけで一気にオシャレ度が上がります。
また、紐やチャームなどもカラフルな色物にすると合うので試してみましょう。
応用編
同じような作り方で和柄や古布でも制作することが可能です。
不要になった着物や思い出の古着などで再活用しましょう。
まとめ
苦手意識の強いパッチワークですが、布と布を繋ぎ合わせるだけと考えると、途端に意識が変化していくのが不思議ですね。
自分のセンスを存分に活かしたハンドメイドを作成しましょう。
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